【階段すべり止めはどれがいい?】高齢者向け3タイプ比較とおすすめ製品

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はじめに

年齢を重ねると足腰の筋力やバランス感覚が弱くなり、ちょっとした段差や階段の上り下りでも「ヒヤッ」とする場面が増えてきます。
ご自宅の階段は毎日使う場所だからこそ、転倒のリスクを放置すると大きなケガにつながる可能性があります。

その予防策の1つとして有効なのが、階段に滑り止めを設置する方法です。
滑り止めを取り付けることで、足を踏み出す際にしっかりとグリップが効き、安心して昇り降りできるようになります。

階段用の滑り止めは、用途や設置場所に合わせて、主に以下のような種類があります。

階段すべり止めマットの主な種類
  1. 簡単に敷くだけで使える「マットタイプ
  2. 段差の角に取り付ける「コーナータイプ
  3. 貼り付けて固定する「テープタイプ

本記事では、それぞれの特徴や選び方をわかりやすく整理し、おすすめ製品をご紹介します。

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高齢者の階段事故を防ぐ!滑り止め選び「3つの注意点」

階段での転倒予防として滑り止めは有効ですが、「設置すれば安全」というわけではありません。
お身体の状態や住環境に合っていないものを選ぶと、かえって危険を伴う場合もあります。

ご本人やご家族が安心して毎日を過ごせるよう、
福祉用具専門相談員の視点から「失敗しないための3つの注意点」を解説します。

階段すべり止め選び「3つの注意点」

「階段の滑り止めマットは逆に危ない」って本当?高齢者の「すり足」に注意

「蓄光(光る)タイプ」で視認性を確保┃夜間のトイレ移動対策

「お手入れのしやすい素材」で汚れや劣化を防ぐ┃衛生面への配慮

① 「階段の滑り止めマットは逆に危ない」って本当?
高齢者の「すり足」に注意

階段の滑り止めマットは転倒予防に有効ですが、「選び方を間違えると逆に危ない」という点には注意が必要です。

足腰への負担を減らそうと、クッション性が高くフカフカした分厚いマットを選ぶ場合があるかもしれません。
しかし、ご高齢の方にはこの「厚み」が思わぬ危険につながることがあります。
年齢とともに足の持ち上げが難しくなると、すり足のような歩き方になりやすくなります。
そこに分厚いマットを敷いてしまうと、段差に足のつま先が引っかかり、転倒してしまう場合が考えられます。
階段を上り下りする感覚がこれまでと変わらないようにするのもポイントの1つです。
階段すべり止めは、「薄手」のものや、段鼻(階段の角)にピタッと密着して段差ができにくいタイプを選ぶのがおすすめです。

② 「蓄光(光る)タイプ」で視認性を確保┃夜間のトイレ移動対策

ご自宅の階段事故で気をつけたいのが、夜間の上り下りです。
夜中にトイレへ行く際など、薄暗い状態で足元が見えにくく、段差を踏み外してしまう危険性が高まります。

夜間の転倒対策としておすすめなのが、暗闇で自然に発光する「蓄光(ちっこう)機能」がついた滑り止めです。
暗い中でも階段のフチ(段鼻)がくっきりと浮かび上がるため、視力が落ちてきたご高齢の方でも、足の置き場を確認しながら安心して進むことができます。
さらに、足元を照らす人感センサーライトと併用していただくと、より安全な動線を確保できるのでおすすめです。

③ 「お手入れのしやすい素材」で汚れや劣化を防ぐ┃衛生面への配慮

階段の滑り止めを選ぶ際に見落としがちなのが「お手入れのしやすさ」です。

階段は、足裏の皮脂や見えないホコリなどがどんどん蓄積していきます。
汚れたまま放置すると、衛生的によくないだけでなく、滑り止め自体の効果が落ちてしまうこともあります。

カーペットのような「マットタイプ」を選ぶなら、ダニやホコリを落とせるよう洗濯機で丸洗いできるものを。
ゴムや樹脂製の「コーナータイプ」「テープタイプ」を選ぶなら、水拭きして汚れを落とせるものを選ぶと、清潔な状態をキープでき、長く安全に使えます。

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【タイプ別】介護用階段滑り止め おすすめ製品

階段の滑り止めには、主に「マットタイプ」、「コーナータイプ」、「テープタイプ」の3種類があります。

「ご本人の歩行状態(足があがるか、すり足か)」や「夜間の利用頻度」、「ご自宅の階段の素材」に合わせて、最適なタイプを選びましょう。

階段すべり止めの主な種類

1.マットタイプ(踏み面全体をカバー・防音や冷え対策に)

2.コーナータイプ(滑りやすい角をガード・夜間の目印に)

3.テープタイプ(段差ができにくい・すり足の方に)

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「マットタイプ」おすすめ製品┃敷くだけで防音・冷え対策

「マットタイプ」は、踏み面(足を乗せる平らな面)に置いて設置します。
裏面が吸着シートになっているものが多く、工具を使わず敷くだけで簡単に設置できる手軽さが魅力です。

滑り止め効果はもちろん、足音をやわらげる防音効果や、冬場の木製階段のひんやり感を防ぐ効果もあります。

「マットタイプ」を選ぶポイント

ご高齢の方が使う場合は、踏み心地の良さよりも「薄手で端がめくれにくいもの」を選びましょう。
端が浮いてしまうと爪先が引っかかる原因になります。
洗える吸着タイプなら、万が一汚れても簡単に取り外してお手入れできます。

サンコー ┃ 吸着階段マット

出典:Amazon.co.jp

裏面が吸着シートになっており、置くだけで簡単に設置でき、価格も安価なので、導入しやすい製品です。
マット表面には、蓄光により夜間に視認しやすいタイプや、滑り止め付きタイプがあり、好みに合わせて、デザインも選択することができます。

製品によっては、折り曲げ部分が無いタイプもあります。

出典:Amazon.co.jp

シンエイテクノ ┃ ダイヤタップソフト

出典:楽天市場

踏面部分は滑りにくく温かい*ゼオシーター素材、階段角(エッヂ)部分はゴム製で、滑りにくくつまづきにくい仕様になっています。
また、階段角がわかりやすい蛍光色ライン入りです。

踏面がゴム素材だとグリップが利きすぎる心配のある方には、程よいバランスの製品だと思います。

出典:楽天市場

*ゼオシーターとは、発砲スポンジに消臭剤ゼオライト及び抗菌消臭(セシオン)を練りこんだ発砲シートです。


シンエイテクノ ┃ ダイヤタップ(室内用)

上記製品の全面硬質ゴムでグリップ力が高く滑りにくい製品です。
室内で靴下を履くことが多い方におすすめの製品です。
踏面はダイヤカットという滑りにくいパターンとなっています。

出典:楽天市場

シンエイテクノ ┃ ダイヤストップマット

出典:楽天市場

階段の降り口や玄関台などに置くだけで使用できる滑り止めマットです。
表面はゼオシーター、裏面はダイヤカットでズレにくい仕様になっています。

サイズは、使用環境に合わせてS(長さ44×幅28×厚さ0.5cm)、M(長さ59×幅38×厚さ0.5cm)、L(長さ90×幅38×厚さ0.5cm)の3サイズとなっています。

出典:楽天市場

萩原 ┃ 階段マット カーペット

特徴

  • 階段踏面に置くだけで使えるマットタイプの滑り止め
  • 裏面に吸着加工があり、接着剤や両面テープ不要で簡単に設置可能
  • 足音の軽減やキズ防止にも役立つ
  • 洗濯機で丸洗いでき、清潔に保ちやすい
  • インテリアに馴染みやすいシンプルなデザイン

素材

  • 表地:ポリエステル
  • 裏地:アクリル樹脂(吸着加工)

カラー

  • ブラウン
  • ベージュ
  • グレー

ニトリ ┃ 洗える吸着階段マット 15枚入り

出典:楽天市場

裏面が吸着タイプでズレにくく、滑り止め加工されている製品です。
洗濯ができ、好みのサイズに合わせてハサミで簡単に切れます。

ワタナベ工業 ┃ 吸着ぴたマット 階段用


マットの床面の段差が少なく、つまずく心配がありません。

カーペット裏面が床にピタっと吸着します。

シクロケア ┃ 階段ノンスリップマット

出典:Amazon.co.jp

ビニール材質なので、滑りにくく、汚れに強く、水拭きするだけで掃除が楽に行なえます。

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「コーナータイプ」おすすめ製品┃階段の角をガード

「コーナータイプ」は、階段で最も滑りやすい「段鼻(だんばな=段の角)」にかぶせるように取り付けるL字型の滑り止めです。

角部分にゴムや軟質プラスチックなどのクッション性がある素材を使うため、グリップ力を高めると同時に、万が一足を滑らせて尻もちをついた際も角の衝撃を和らげてくれます。

「コーナータイプ」を選ぶポイント

階段全体を覆うマットタイプとは異なり、設置面積が少なくシンプルなデザインが多いため、階段の木目やご自宅のインテリアの雰囲気をそのまま活かせるのが大きな魅力です

また、転倒時の衝撃を和らげるだけでなく、普段の生活で傷つきやすい「階段の角」をしっかり保護してくれます。
木のささくれによるケガなども防げるため、「お部屋の見た目の良さ」と「万が一のケガの予防」を両立したい方におすすめのタイプです。

川口技研 ┃ スベラーズ

木製階段専用の階段滑り止め定番製品です。
全面ソフトな3本のクッションにより滑りにくく、角部分にはコーナークッションにより当たりを和らげる仕様になっています。
また、消灯・停電時に一時的に光る蓄光性微光ラインが付いています。

シクロケア ┃ 階段ノンスリップ

出典:Amazon.co.jp

中軟質プラスチック製でカットしやすく貼りやすい材質です。
ブラウン色とココア色で表面溝と長さサイズが異なりますので、好みに合わせて選択しましょう。

出典:Amazon.co.jp

ソーゴ ┃ 透明な階段滑り止め スリム

出典:Amazon.co.jp

透明タイプなので、インテリアに馴染むデザインです。
コーナータイプではありませんが、角部は厚いので、クッション性があり、当たりを和らげる効果があります。

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「テープタイプ」おすすめ製品┃段差ができにくく目立たない

階段のふちに貼って摩擦を生み出す、シール状の滑り止めです。
ハサミで自由な長さにカットできるため、階段の幅にぴったり合わせて調整できます。

何より「厚みがほとんど出ない」のが最大のメリット。
つまずく原因になりにくいのが特徴です。
透明タイプや木目調など、インテリアの雰囲気を壊さないデザインも豊富に揃っています。

「テープタイプ」を選ぶポイント

足をほとんど上げずに歩く「すり足」傾向が強い方には、段差が少ないテープタイプが安心です。
強力な粘着テープで貼るタイプが多いため、
賃貸住宅などで使う場合は「きれいに剥がせるタイプ」かどうかを確認して選びましょう。

ころばーず光る┃ディーケージャパン

・暗闇で製品全体が明るく発光する高輝度な蓄光機能
・ツルツルの階段でもピタッと止まれる強力グリップ構造
・万が一の転倒時にも衝撃を吸収する柔らかいエラストマー樹脂(EVA)の採用
・剥離紙を剥がして貼るだけの簡単ワンタッチ施工とズレない強力粘着

シクロケア ┃ ノンスリップテープ(屋内用)


出典:Amazon.co.jp

強力粘着タイプで、スチールの階段にも設置可能です。
フロアや浴槽の底など様々な場所にも使用できます。

出典:Amazon.co.jp

スリーエム(3M)  | セーフティウォークすべり止めテープ屋内用

  • 階段や床面に貼るだけで設置できる簡単施工タイプ
  • 濡れた足元や靴下でも滑りにくい高いグリップ力
  • 耐水性があり、洗面所やキッチンなど水回りでも使用可能
  • タイプにより用途を選べる(例:タイプCは室内軽歩行用、タイプAは凹凸面や金属階段用)
  • 透明や木目調などデザインのバリエーションがあり、インテリアに馴染みやすい
  • 長さに合わせてハサミでカットでき、貼り替えも容易
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階段すべり止め売れ筋ランキング

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まとめ

年齢とともに足腰に不安を感じるようになっても、
足元のちょっとした工夫で、ご自宅の階段をこれからも安心して上り下りするためのサポートになります

滑り止めを導入する際は、「分厚ければ安全」という思い込みをなくし、ご高齢の方に多い「すり足」などの歩行状態をしっかり考慮して選ぶことが、お身体に合ったものを見つけるポイントです。

階段すべり止めのタイプ別ポイント
  • マットタイプ: 足元のひんやり感や、足音の防音対策も一緒にしたい方に
  • コーナータイプ: 階段のインテリアを活かしつつ、角の保護や衝撃緩和を重視する方に
  • テープタイプ: すり足傾向があり、段差を極力なくしてスムーズに歩きたい方に

階段の滑り止めは設置後も、端がめくれたり粘着力が弱まったりしていないか定期的に点検し、良い状態を保つことも大切です。

また、足腰の負担をより軽くしたい場合は、あわせて「手すりの設置」も検討してみてください。手すりがあれば、上り下りの動作が安定し、より安全になります。

ご本人が使い慣れたご自宅で、これからも笑顔で心地よく過ごせる環境づくりに、この記事がお役に立てば幸いです。

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