はじめに
- 2025年現在の自動体交付エアマットメーカー別最新機種
- それぞれの製品の特徴や選び方のポイント
- エアマットを検討する際の参考に
自動体交エアマット一覧
モルテン
オスカー (ハイブリッドタイプ)/ モルテン

特徴
・人の手で行うような優しい自動体位変換機能付き
・エアとウレタンのハイブリッド構造で体圧分散と安定感を両立
・褥瘡予防や夜間の介護負担軽減に役立つ
・利用者の睡眠を妨げにくい静音設計
・リモコン操作で簡単に体位変換や設定変更が可能
素材
・本体:ウレタンフォーム+エアセル
・カバー:防水・透湿加工生地
カラー
・ミントグリーン
サイズ
・83×193×17cm(MOSC83)
・91×193×17cm(MOSC91)
・83×182×17cm(MOSC83S)
・91×182×17cm(MOSC91S)
スコープ / モルテン

特徴
・利用者の身体状態や環境を自動で判断し、圧対策機能を切り替えるロボティックマットレス
・「静止・体圧調整」「除圧・圧切替」「除圧・体位変換」の3つのモードを自動制御
・臀部周辺の圧をモニターで可視化でき、体圧管理をサポート
・最大使用者体重120kgまで対応
・リモコン操作で簡単にモード変更が可能
・褥瘡予防と快適な安眠を両立
素材
・マット:エアセル+ウレタンフィルム、フィッティングフォーム
・安定支持フォーム、底づき防止フォーム、高耐久ポリウレタンフォーム
・インナー保護フィルム:ポリエチレン
・マットカバー:ウレタンシート(制菌加工)
カラー
・ブルー
サイズ
・83×193×17cm(MSCP83 レギュラー)
・91×193×17cm(MSCP91 レギュラー)
・83×182×17cm(MSCP83S ショート)
・91×182×17cm(MSCP91S ショート)
スコープ ライト / モルテン

特徴
スコープとの違いは、リモコンに体圧分布モニターが付属されていない点です。
モニターレスな分、安価になっています。
・利用者の身体状態や環境を自動で判断し、圧対策機能を切り替える高機能エアマットレス
・「静止・体圧調整」「除圧・圧切替」「除圧・体位変換」の3つのモードを自動制御
・軽量化された設計で、従来モデルより取り扱いやすい
・最大使用者体重120kgまで対応
素材
・マット:エアセル+ウレタンフィルム、フィッティングフォーム
・安定支持フォーム、底づき防止フォーム、高耐久ポリウレタンフォーム
・インナー保護フィルム:ポリエチレン
・マットカバー:ウレタンシート(制菌加工)
カラー
・ブルー
サイズ
・83×193×17cm(MSCPL83 レギュラー)
・91×193×17cm(MSCPL91 レギュラー)
・83×182×17cm(MSCPL83S ショート)
・91×182×17cm(MSCPL91S ショート)
ケープ
スモールチェンジ ラグーナ / ケープ

特徴
・独自の「スモールチェンジ」機能により、利用者の体位を細かく変換して圧迫を軽減
・13.5cmの低厚設計で、低床ベッドにも対応可能
・エアポンプによる自動体位変換で介護者の負担を軽減
・褥瘡予防を目的とした体圧分散性能
・在宅介護から施設介護まで幅広く利用可能
素材
・本体:ウレタンフォーム+エアセル構造
・カバー:防水・透湿加工生地
カラー
・ライトグリーン
サイズ
・84×192×13.5cm
・90×192×13.5cm
・100×192×13.5cm
・84×180×13.5cm(ショート)
・90×180×13.5cm(ショート)
パラマウントベッド
ここちあ利楽flow / パラマウントベッド

特徴
・全自動運転による体位変換機能を搭載し、褥瘡予防をサポート
・利用者の体格や状態に合わせて調整可能で、快適な睡眠を維持
・静音設計のポンプで夜間使用時も安心
・リモコン操作により簡単に設定変更が可能
・最大使用者体重180kgまで対応
素材
・側地(トップ):ポリエステル70%、ポリウレタン30%
・チューブ:塩化ビニル
・エアセル:ポリウレタン
・カブリング:PC-PBT樹脂
・ポンプケース:ABS樹脂
カラー
・グリーン
サイズ
・83×180×17cm(KE-914S、清拭タイプ)
・91×180×17cm(KE-912S、ミニ)
・83×191×17cm(KE-913S、清拭タイプ)
・91×191×17cm(KE-911S、レギュラー)
まとめ
自動体交エアマットは、褥瘡予防や介護者の負担軽減を目的に、利用者の体位を自動で変換できる先進的な介護用品です。
本記事では、2025年現在の現行品である、モルテンの「オスカー」、「スコープ」、「スコープ ライト」、ケープの「スモールチェンジ ラグーナ」、パラマウントベッド「ここちあ利楽flow」をご紹介しました。
各製品は、自動体位変換機能に加え、体圧分散性能や静音設計、利用者の状態に応じた調整機能などを備えており、在宅介護から施設介護まで幅広い現場で導入されています。
機種により機能が異なるため、利用者の身体状況や設置環境、介護者の扱いやすさを考慮して選ぶことが重要です。
ご紹介した各メーカーの自動体交エアマットの特徴を比較し、最適な一台を選ぶ参考にしていただけますと幸いです。。

介護マーケットを運営しているもっちゃんといいます。
このブログでは、介護に関わるご家族や支援をされている方に向けて、介護ベッドや靴、手すりなど、日常で役立つ介護用品の情報をまとめています。
これまで多くのご家庭や施設で介護用品の選定をお手伝いしてきました。
現場で感じた体験をもとに、記事を書いています。
「初めての介護で何を選んだらいいのかわからない」
「商品がたくさんあって違いがよくわからない」
そんな時に、少しでも参考にしていただけるブログになれば嬉しいです。
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