はじめに
この記事で分かること(メリット・デメリット・選び方・おすすめ)
「介護ベッド セミダブル」でお探しの方へ。この記事では、セミダブルの介護ベッドを選ぶべきか悩んでいる方のために、メリット・デメリット、選び方のポイント、そして実際に購入可能なおすすめモデルを7つ紹介します。
セミダブル介護ベッドのメリット
セミダブルサイズに慣れている方に違和感がなく導入できる
長年、セミダブルで寝ていた方にとって、ベッドの広さが変わることは意外に大きなストレスです。
シングルでは窮屈に感じ、落ち着いて眠れないこともあります。
慣れ親しんだセミダブルサイズなら、安心感を得られる可能性があります。

体格の大きい利用者に適合する
体格ががっしりしている方には、シングルベッドだと窮屈に感じやすくなります。
ベッド幅が狭くて寝返りがしづらいと、寝心地に影響する場合があります。
セミダブルの横幅(約120cm)は、シングル(約91cm)と比べて30cmほど広く、大柄な方が使用するなら、体格に合ったサイズ選びが非常に重要です。

セミダブル介護ベッドのデメリット
離床時にベッド端まで距離がある
広いベッドは安心感がある反面、特に筋力が衰えている方にとっては、シングルサイズよりも端に身体を寄せるのに負担がかかる場合があります。
そのため、ベッドからの離床がしにくくなる場合があります。
介助者にとって負担になる場合がある
ベッドが広い分、利用者との距離が開くため、移乗動作やベッド上でのおむつ交換、着替えの際に介助者の負担が増える場合があります。
介助者にとっては、利用者との距離が近い方が介助しやすいです。
マットレスの選択肢が少ない
セミダブルサイズの介護ベッドは市場に多くないため、それに対応するマットレスも限られます。
例えば、体圧分散機能付きの高性能マットレスを探しても、セミダブルだと選択肢が数点に絞られてしまい、取り寄せになるケースもあります。
購入前に「このモデルには合うマットレスがあるか?」を必ず確認しましょう。
価格が高め
90㎝幅や83㎝幅の安価な介護ベッドが10〜15万円前後で購入できるのに対し、セミダブルサイズでは20万円〜30万円台の製品も少なくありません。

おすすめのセミダブル介護ベッド7選
パラマウントベッド「インタイム1000 セミダブル」
大手介護ベッドメーカーのパラマウントベッドによる高品質ベッド
機構部が極力見えないデザイン性と操作性を両立したモデルです
MFB-8902 電動リクライニングベッド セミダブル
安価に導入できるセミダブル介護ベッド
2モーター仕様で操作がシンプルで、宮付きでコンセント・ライト完備
ベッドとマットレスのセット価格も魅力です
大商産業「楽ちん3」
3モーターで自由な姿勢調整が可能なモデルです
マットレス・手すり付きで届いてすぐ使えます
コストパフォーマンスも良好
ビータ(Vita) 折りたたみ電動ベッド セミダブル
折りたたみ可能で省スペースで使用可能
無段階リクライニングで微調整に対応
高反発マット付き
電動高さ調整はできないモデルです
電動ベッド 2モーター 宮付きセット
LED照明、USBポート付きの多機能ベッド
セミダブルサイズでもおしゃれで実用的
開梱・設置サービス付きモデルもあり
電動ベッド スマホ操作モデル(セミダブル)
USB充電、足元ライトなど利便性が高い製品です。
サイドレールなどは取付できません。
シモンズベッド「マキシマ スリムシェルフ2」
シモンズの高級マットレスで快眠サポート
デザイン性が高く、インテリアにも馴染む
便利な棚付き
上質なベッドをお求めの方におすすめ
まとめ
セミダブルの介護ベッドについてメリット・デメリットを踏まえて、ご紹介させていただきました。
利用者にとっての快適性・安心感と介助者負担の両方を考慮すると、介護環境の質が一段上がります。
また、購入前には、「スペース・使い方・予算」をチェックしましょう。
設置場所の広さは十分か?
利用者・介護者の動線は確保できるか?
マットレスやオプションは対応しているか?
これらはあらかじめ確認しておきましょう。
この記事で紹介した7製品はいずれも購入可能なモデルです。
商品ページをチェックして、口コミや仕様を比較しながら、あなたにとって最適な一台を見つけてください。
介護用品情報サイト「介護マーケット」を運営している、もっちゃんです。
2015年に福祉用具専門相談員の資格を取得し、10年以上にわたり現場での選定・適合に携わっています。
このブログでは、カタログのスペック説明ではなく、「実際の現場で本当に役立った知識」に絞って情報を発信しています。
「どんなに高機能な道具でも、使う人の体や環境に合わなければ意味がない」
私がこのブログを運営する最大の理由は、
「どんなに高機能な福祉用具(介護用品)でも、使う人の身体や環境に合わなければ意味がない」
ということをお伝えしたいからです。
介護するご家族のために、良かれと思って購入した用具が、かえって生活を不便にしているケースによく出会います。
車椅子の「サイズ・機能」: 「カタログの全幅だけを見て購入し、移乗に必要な機能が備わっていなかった」
車椅子の「高さ」: 「座面が高すぎて小柄な方が足を踏ん張れず、姿勢が崩れてしまった」
手すり: 「工事不要の軽量手すりを安易に設置したが、体重をかけるとグラついてしまい、怖くて使えない」
こうしたミスマッチは、製品が悪いのではなく、「選び方のポイント」が少しずれていただけなのです。
そのため当ブログでは、メリットだけでなく「こういう人には合いません」「この環境では使いにくいです」といった注意点も、包み隠さずお伝えするようにしています。
このブログで扱うテーマ
介護に関わるご家族や支援職の方に向けて、生活動作を助ける用具の情報を発信しています。
介護ベッド(搬入経路の確認、身体状況に合わせたマットレスの選定など)
車椅子(自走・介助の判定、姿勢保持機能、フットサポート・アームサポートの調整など)
歩行関連(屋内・屋外の歩行器、転倒予防の靴選び、スロープの勾配確認など)
生活支援(手すりの設置位置、入浴・排泄用具の適合など)
「初めての介護で、何から準備すればいいか分からない」 「商品が多すぎて、どれが親に合うのか選べない」
そんな迷いの中にいる方が、自信を持って判断できる材料を提供します。
保有資格・スキル
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福祉用具専門相談員(2015年 指定講習修了)
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また、常に最新の用具情報や介護保険制度の変更をキャッチアップし、現場での実践を続けています。
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