はじめに
寝たきりや骨折などで、浴室で入浴が難しい方におすすめの”ルームシャンプー”、”洗髪器”をご紹介します。
洗面台などで洗髪を行うと、無理な姿勢になってしまうことがあり、高齢者にとっては負担がかかります。”ルームシャンプー”、”洗髪器”は、ベッドから移動せずに洗髪を行えるので、利用者、介助者どちらの負担軽減にもつながります。
おすすめの”ルームシャンプー”、”洗髪器”
ルームシャンプー
ガードナー ┃ ルームシャンプー
お手持ちの掃除機に接続することで、シャワーからの水を掃除機で同時に吸うので、水がこぼれ落ちない仕組みの製品です。
服を着たままでも、車いすに座ったままでも、ベッド上でも姿勢を問わず使用できるので、様々なシーンで活躍する製品です。
接続する掃除機は、ハンディタイプではなく、紙パック式が推奨されています。
専用のシャンプーを利用すると泡切れがよく、すすぎが早く行うことができます。
洗髪シャワー
キヨタ ┃ 洗髪シャワー
バケツ等に貯めたお湯を吸い上げて使用する簡易シャワーです。軽量で持ち運びができ、止水機能付きです。(バケツは別売りです)
洗髪器
介護シャンプー台
安価な介護に役立つシャンプー台(洗髪槽)です。
寝たままでもご使用頂けるデザインになっております。
首のラインにフィットして、楽に洗髪できます。首と頭部分にすべり止め加工が付いています。
オカモト ┃ 洗髪器 サッパリさん
後頭部にビニール製の洗面器を設置して、ベッドで寝たまま洗髪する器具です。エプロンと一体になっているので、衣服を濡らす心配がありません。
空気を入れて使用するため、コンパクトに収納でき、持ち運びも楽に行なえます。
洗髪器(使い捨てタイプ)
ワノケア ┃ パパットケリー
使い捨てタイプのベッド上で行う洗髪用具です。汚水処理袋と一体になっているので、清潔に洗髪ができ、片付けも容易に行うことができます。
ワノケア ┃ パパットケリーライト
上記パパットケリーの汚水処理袋が付属しないタイプになります。その分安価な製品です。
まとめ
今回は、ベッド上で洗髪することができる、介護でおすすめの”ルームシャンプー”、”洗髪器”をご紹介しました。
”ガードナー ルームシャンプー”は、ベッドで寝たままでも洗髪や洗体することができるので、高価な分優れた製品です。
初めて導入される方は、まずは使い捨てタイプからお試ししてみると、うまく洗髪できるかどうかイメージが湧きやすいと思います。
福祉用具専門相談員9年目。日々の業務での福祉用具に関する知識や様々な情報を発信します。ツイッターも見て頂けると嬉しいです。
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