【2025年最新】介護で使える家庭用ナースコールおすすめ製品9選|呼び出しベル&ブザー

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はじめに

在宅介護を行っているご家庭にとって、目が離せない状況が続くことは少なくありません。

「万が一、目を離した瞬間に転倒や急変が起きたらどうしよう」「夜間も気になって眠れない」といった不安は、多くの介護者が抱える悩みです。

そんな不安を軽減するために役立つのが「家庭用ナースコール」です。

本記事では、介護の現場で実際に役立つ家庭用ナースコールの基本情報から選び方、おすすめ製品までをご紹介します。

在宅介護で家庭用ナースコール役立つ場面とは

在宅介護の負担と不安

在宅介護では、仕事などと並行して介護を行うことは精神的・身体的な負担が大きく、「一人で見守り続けるのは限界がある」と感じている方も少なくありません。

家庭用ナースコールがあれば被介護者がボタン一つで呼び出しできるようになり、介護者は「何かあったときすぐ対応できる」という安心感を得られます。

緊急時の迅速な対応が求められる

高齢者の事故で最も多いのが「転倒」です。例えば、トイレに行こうとして転倒した場合、すぐに助けを呼べないと骨折や長時間の放置による二次的被害につながる恐れがあります。
家庭用ナースコールがあれば、手元のボタン一つで介護者に異変を知らせることができ、命を守る行動が素早く取れます。

家族の安心感につながる

「自分の部屋で過ごす親が、必要なときにすぐ呼び出せる」と思えるだけで、家族全体の精神的な負担が大きく軽減されます。
夜間に備えて枕元に設置したり、お風呂用の防水タイプを導入するなど、シーンに応じた活用でより高い安心感が得られます。

ナースコールとは?家庭用との違いを解説

医療機関用と家庭用ナースコールの違い

ナースコールと聞くと、病院のベッドの横にある「ボタンで看護師を呼ぶ装置」を思い浮かべる方も多いでしょう。
医療機関では中央モニターと連携している高機能なシステムが使われています。

一方、家庭用ナースコールは、もっとシンプルで使いやすく設計されています。
送信機(呼び出しボタン)と受信機(アラームやブザー)がペアになっており、無線通信で連絡を取る仕組みが一般的です。

家庭用ナースコールのメリット・デメリット

メリット

  • 導入が簡単(配線工事不要)
  • 初心者でも操作が直感的に分かる
  • 価格が手頃(3,000円〜15,000円程度)

デメリット

  • 医療機関のような多機能さはない
  • 通信範囲や電池の持ちに制限がある

家庭用ナースコールの選び方【失敗しないポイント】

操作の簡単さ

高齢者が使うことを前提に設計されているため、「ボタンが大きくて押しやすい」「一つの操作だけで呼び出しが完了する」といったシンプルな製品が人気です。
操作が複雑だと、緊急時に適切な行動が取れなくなってしまいます。

音の大きさ・視認性

ブザー音が大きく、離れた場所でも気づける製品がおすすめです。
また、音だけでなく光でも知らせてくれるタイプは、難聴の方にも配慮されています。
受信機が点滅するタイプは夜間にも便利です。

無線・有線の違いと通信距離

家庭用では無線タイプが主流です。通信距離は製品によって異なりますが、20m〜100mほどが一般的。

2階建ての家や厚い壁がある家では通信の届きやすさをチェックしましょう。

一方向か双方向タイプか

家庭用ナースコールには「一方向通信タイプ」と「双方向通信タイプ」があります。

一方向タイプは、呼び出しボタンを押すと相手に合図を送るだけのシンプルな仕組みです。
自宅内で高齢者が何かを伝えたいときやすぐ知らせる場合に役立ちます。
構造が簡単なので価格も比較的安価です。

双方向タイプは送信・受信の両方が可能で、インターホンのように会話ができます。例えば、「大丈夫?」「今行くね」といった声のやり取りができるため、安心感がさらに高まります。
身体が不自由で移動が難しい方との連絡手段としてもおすすめです。

設置場所や使用目的(緊急通知か、日常の会話も含むか)を考慮して、どちらのタイプが最適かを選びましょう。

電池式か電源式か

電池式は設置場所を選ばず便利ですが、定期的な電池交換が必要です。
電源式は安定した使用が可能ですが、設置場所がコンセントの近くに限られる点に注意が必要です。

カメラ・モニター付タイプ

安全性と安心感をさらに高めたい方には、カメラ・モニター付きの家庭用ナースコールがおすすめです。

送信機側にカメラ、受信機側にモニターが搭載されており、呼び出しと同時に相手の映像を確認することができます。
カメラが搭載されていることで、「何が起きているのか」が即座に把握でき、必要な対応を的確に行えるのが最大のメリットです。

呼び出しがあった際に「転倒して動けないのか」「ただ話をしたかったのか」といった判断が瞬時に可能になり、無駄な移動や過度な不安を減らすことにもつながります。

また、音声のみの双方向通話と比べて視覚的な情報が加わることで、認知症などで言葉がうまく伝わらない方との意思疎通にも役立ちます。

カメラ付きは価格が高めで設置もやや複雑になることがあるため、必要性と予算のバランスを見て導入を検討しましょう。

利用シーン別の機能性チェック

浴室でも使用したい場合は「防水仕様」が必須です。
浴室で使える防水仕様の製品は、以下の記事で紹介していますので、ご参照ください。


また、複数の送信機を設置できるタイプなら、トイレ・寝室・リビングなど複数の場所から呼び出せるので便利です。

おすすめの家庭用ナースコール製品

電池がいらないワイヤレスチャイム LCW700/ナカバヤシ

特徴

  • 電池不要の送信機(発電式)で、電池交換の手間がなく経済的にも環境にもやさしい
  • ボタンを押すと、送信機が発電し無線で受信機に信号を送る
  • 最大通信距離約75m(障害物のない屋外環境時)
  • デジタルコード方式により、他の電波との混信を防止
  • 受信機はAC100Vコンセントに差し込むだけの簡単設置

カラー:ホワイト

サイズ

  • 送信機:幅4.7cm × 高さ8.0cm × 奥行2.6cm
  • 受信機:幅6.3cm × 高さ10.1cm × 奥行3.1cm

重量

  • 送信機:約54g
  • 受信機:約68g

防水型押しボタンピカフラッシュチャイムセットXP4010A/ナカバヤシ

特徴:

  • 防水仕様の押しボタン送信機で、浴室や屋外などの水まわりでも使用可能(送信機のみ)
  • ボタンを押すと、離れた場所で音と赤色LEDのフラッシュ光で通知
  • 送信機は電池式(CR2032×2)、受信機はAC電源または単3乾電池×3本(別売)対応
  • 無線到達距離:屋内約90m、屋外見通し約180m
  • デジタルIDコード方式で混信を防止
  • 工事不要で簡単設置、両面テープやネジで取り付け可能

サイズ:

  • 送信機(XP10A):直径約6.6cm × 奥行2.7cm
  • 受信機(XP4000):高さ13.5cm × 幅8.7cm × 奥行5.4cm

キーホルダー型呼び出しチャイムセット XP710K/ナカバヤシ

特徴:

  • 軽量・コンパクトな送信機で、持ち運びに便利なキーホルダータイプ
  • 呼び出しボタンを押すだけで、離れた場所の受信機が音と光で通知
  • 無線到達距離:屋外見通し約180m/屋内約90m
  • 工事不要、届いてすぐに使える簡単設置
  • デジタルIDコード方式による混信防止
  • 電池式(送信機:CR2032×2/受信機:単3×3本、いずれも別売)

サイズ:

  • 送信機(XP10K):高さ7.2cm × 幅4.1cm × 奥行1.5cm
  • 受信機(XP700):高さ9.1cm × 幅9cm × 奥行3.2cm

タッチセンサー呼び出しチャイム XP710T/ナカバヤシ

特徴:

  • 送信機に軽く触れるだけで呼び出しが可能なタッチセンサー式
  • 音と光の両方で受信をお知らせする設計で、視覚・聴覚両方に対応
  • 無線通信距離:屋外見通し最大約180m、屋内見通し約90m
  • 工事不要、付属の両面テープやネジで簡単設置可能
  • デジタルIDコード方式により混信を防止
  • 送信機は電池式(CR2032×2)、受信機はAC100Vまたは単3形乾電池×3本対応(電池は別売)

サイズ:

  • 送信機(XP10T):高さ9.1cm × 幅5.2cm × 奥行2.4cm
  • 受信機(XP700):高さ9.1cm × 幅9cm × 奥行3.2cm

ポータブルワイヤレスチャイム PWC-100/朝日電器

特徴:

  • 配線不要のワイヤレスタイプで設置が簡単
  • ボタンを押すと離れた場所の受信器が音でお知らせ
  • 受信器は単3形乾電池×3本(別売)、押ボタン送信器はコイン形リチウム電池CR2032×1個(付属)
  • 無線到達距離:見通し約50m(環境により異なる)
  • チャイム音は3種類から選択可能(音量調整不可)
  • 電波法技術基準適合認証済み

サイズ:

  • 受信器:高さ7.9cm × 幅6.4cm × 奥行3.2cm
  • 押ボタン送信器:高さ9.6cm × 幅3.9cm × 奥行2.3cm

ワイヤレスおはなしインターホン 屋内機+屋内機セット WT100MTMT/ナカバヤシ

特徴:

  • 配線工事不要で、AC100Vコンセントに差すだけの簡単設置
  • 双方向通話が可能で、別室の家族とスムーズに会話ができる
  • 呼び出しボタンを押すだけで自動で接続、通話はハンズフリー
  • 音量調節機能付き、LEDランプで着信を視認可能
  • 無線通信距離:約100m(屋内見通し)
  • 通話コード20種で混信を防止
  • 高齢者や介護環境に適した、手軽で安全な室内通話手段

サイズ:

  • 各本体:幅8.3cm × 高さ8.3cm × 奥行2cm

DECTワイヤレスインターホン WIP-5150SET/朝日電器

特徴:

  • DECT方式採用により、高音質で安定した通信を実現
  • 配線不要の充電式で、親機・子機ともに設置が自由
  • 双方向通話が可能で、玄関・居室・介護室などの屋内通話に最適
  • 最大通信距離は見通し約100m(障害物や環境により変動)
  • 通話はハンズフリーにも対応
  • 子機1台を追加できる「増設子機(WIP-50)」対応
  • ACアダプター付属(充電式)

サイズ:

  • 子機:高さ13.7cm × 幅5.7cm × 奥行2.2cm(重量 約110g)
  • 充電台:高さ8.5cm × 幅5.7cm × 奥行7.7cm(重量 約60g)

ワイヤレスモニター ケアモニ TVBC-35/東心

特徴:

  • カメラ付き子機とモニター付き親機による双方向通話が可能
  • 子機側に設置したカメラで部屋の様子をリアルタイム確認
  • 音声だけでなく映像で安全を見守れるため、転倒や異変への素早い対応が可能
  • 親機はバッテリー式、子機はAC電源または単3電池×4本対応(選択式)
  • 最大通信距離:約50m(屋内見通し環境)
  • 夜間撮影(暗視)機能付きで24時間見守り可能

サイズ:

  • 親機:高さ14cm × 幅7cm × 奥行3.2cm
  • 子機:高さ14.2cm × 幅8.2cm × 奥行7.5cm

よべーる6900 コールボタンセット/エクセルエンジニアリング

特徴:

  • 映像と音声による双方向通信が可能な高機能見守りシステム
  • 呼び出し用コールボタン付きで、簡単に相手に通知できる
  • カメラ付き送信機でリアルタイムに映像確認、夜間暗視機能あり
  • モニター(受信機)側で通話・応答・撮影も可能
  • 無線通信距離:見通し約100m
  • 充電式バッテリーまたはAC100V給電対応
  • 高齢者介護、医療施設、見守り用途に最適

サイズ:

  • カメラ送信機:高さ8.5cm × 幅9.8cm × 奥行9.9cm
  • コールボタン:高さ8.5cm × 幅5.4cm × 奥行1.8cm
  • 受信機(モニター):高さ9cm × 幅15cm × 奥行2.3cm
エクセルエンジニアリング

まとめ|最適な家庭用ナースコールで介護をもっと安心に

家庭用ナースコールは、介護をする家族にとって大きな安心材料になります。
特に在宅介護においては、目を離せない状況や夜間の見守りに役立ちます。

操作の簡単さや通信距離、防水機能などを確認することで、ご家庭に合った製品を選ぶことができます。日々の介護が少しでも安心で快適になるよう、ぜひ家庭用ナースコールの導入を検討してみてください。

本記事がお役に立てますと幸いです。

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