~導入事例 床からの移乗介助に負担がある利用者Aさんへの福祉用具提案~ 床からベッド、車いすへの移乗介助に役立つ福祉用具の紹介 

介護用品、福祉用具の導入事例
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はじめに

床からベッドや車いすへの移乗介助は利用者本人の身体を持ち上げなければならず、介助者に大変な負担がかかります。

私が担当していた利用者さんにも毎日の移乗介助について、悩みを抱えているケースがありました。
今回は、利用者Aさんを例にして、Aさんに提案した床からベッドや車いすへの移乗介助に役立つ福祉用具をご紹介していきたいと思います。

利用者Aさんの情報

利用者Aさんの情報
・60代男性
・要介護2
・脊髄損傷による下肢麻痺
・主介助者:妻
・日中は、ベッドや車いすから降りて、座卓で過ごすことが日課
・Aさん本人のみでの車いす、ベッドへの移乗は不可
・車いすは自走可
・介助者の妻が移乗介助しているが、腰痛持ち

Aさんに提案した福祉用具

車いす(屋内用)

日進医療器 | トライメイトN

Aさんは腕の力はあり、平坦な場所であれば、車いすを多少の自走が可能なことから、座面シートが昇降可能な自走型車いす”トライメイトN”を提案。
”トライメイトN”は、座面が床まで下がる為、床から車いすへ移乗時にリフトする必要がありません。
手動昇降式で、腕の力があれば自力で行うことも可能です。
本製品は、折り畳みと背折れ機構がないので、コンパクトになりません。大型の自動車でないと、車載が難しい車いすです。重量もあります。

Aさんの場合、外出用の車いすは別途所有していました。”トライメイトN”は自宅内のみの使用で、外に持ち運ぶことがないので、採用となりました。
腕の力が弱く、自分で座面昇降が必要な方には電動昇降タイプもあります。

車いすクッション

アビリティーズ | ロホクッション(ハイタイプ)

エアセルが臀部を包み込むことで、高い除圧性を生み出します。
脊損の方には定番のクッションです。
床ずれリスクの高い方にも有効です。
付属のポンプで定期的にエアの管理が必要です。

介護ベッド

フランスベッド | 超底床フロアーベッド 3モーター

業界で最も底床になるフランスベッドの”超底床フロアベッド”を選定しました。ベッド高が床上11cmまで下がります。床に近い高さまで、床からの移乗負担軽減につながります。

将来的に床ずれリスクが考えられるので、3モーターにさせて頂きました。
リフトによる移乗も検討しましたが、自宅スペース問題などで却下となりました。

マットレス

フランスベッド | FM-ソフレスト

床ずれリスクが多少あったものの、Aさんの強い要望と移乗動作のしやすさを考慮して、硬めマットレスを提案しました。

シャワーキャリー/浴室用車いす

ミキ | フローラ(自走型)

浴室入口の段差が低くく、車いす浴室出入りが可能な環境。
寝室から浴室までの移動介助とシャワーチェアへの移乗介助が不要になるので、浴室用車いすを提案。
自走可能なタイプを選定。

スロープ

ダンロップホームプロダクツ ┃ ダンスロープエアー R-200A

自宅前に階段が3段あります。介助と収納のバランスを考えて、スロープ長さは2mのタイプとし、妻が出入り時の介助を行うので、収納時の負担にならないように軽量タイプを選定しました。

まとめ

今回は、利用者Aさんに全体通して以上の福祉用具を提案させて頂きました。

車いすを座面昇降タイプにし、電動ベッドを超底床タイプに変更したことで、移乗介助の負担軽減につながったと思います。
このようなケースでは、一般的にはリフトが使用されるのではないかと思います。

自宅スペースやご家族の希望などもありますので、状況や要望に合わせて提案できるように今後も知識を深めていきたいと思います。



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